2007-10-31 ■ やっと言葉にすることが出来たと思ったのに、言うべき相手が居なくなってしまった。そう笑う君に、どんな表情で笑い返したら良いのか分からなくて、ただ頷いた。 簡単に非を認めるあいつは、卑怯な人だったと思うよ。 結局、僕らが代わって拾うのだから、さっさとそう零せば良いのに。 意識をして大袈裟に笑う、そんな私は惨めですか、なんて訊くなよ。 知らなかったことも、知りたくなかったことも、多過ぎただけなんだ。