やっと言葉にすることが出来たと思ったのに、言うべき相手が居なくなってしまった。そう笑う君に、どんな表情で笑い返したら良いのか分からなくて、ただ頷いた。 簡単に非を認めるあいつは、卑怯な人だったと思うよ。 結局、僕らが代わって拾うのだから、さ…
ビール九杯、ズブロッカボトル四本。五時間かけて、三人で。 過去を時系列に並べるのが面倒だからと、ここ数日の出来事のように君は話した。その話の中には「Cloudberry Jam」だとか「スプートニクの恋人」だとか、懐かしい言葉が含まれていて、悲しい物語な…
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