欲しいな、と思ってしまってから、ずっとタイミングを伺っていた。 そうして買ったばかりのチョークを彼女に手渡して、冷えたアスファルトの上に座り込む。不思議そうな表情のまま、手にした物を見つめる彼女に、こうするんだよ、と一本の白線を引いてみせた…
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